寝違え　カイロプラクティック

寝違え

 

私は少林寺拳法を４7年やってきました。

個人的な理由から１2年前に組織を脱退しました。

その時はもうこの世界から足を洗うつもりでいましたが当時在籍していた

門下生からそのまま面倒を見てほしいとの要望があり、希望者だけで道場を続けています。

当初から在籍者がいなくなれば閉めるつもりでいましたが

どう言う訳か１2年たった今も続いています。

技の方もカイロプラクティックの技術とともに変化し、今ではかなり合理的な

内容に進化しているのです。

先日道場で２０代の女性の門下生が

「先生首が痛くて回らないんです。」「寝違えでしょうか？」と言います。

「いつから？」

「今週の月曜日道場に行ったときは痛かったんですが治ると思って」

良く観察すると寝違えではない様だ

「右足を出してごらん」

右足のかかと近くを固定して牽イン

「はい終った」

「えっ」　「あれ首が痛くない」

周りにいた子たちも何が起こったのか理解できずに

キョトンとしていた。

「これで全身の調整が出来るんだよ」

「これは俺しか知らないテクニック」

それは５年前の７月に閃いたテクニックなのでした。

見つけた時は患者さんに説明して暫くはそればっかりやっていたが

さすがに施術時間２～３秒ではあまりに短すぎるので元のやり方に戻した。

時々来られる妊婦さんや乳がんの手術後でベットでうつ伏せになれない人には

使用しているの貴重なテクニックなのだ。